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●日本堆積学会 堆積学スクール2020 第1報



最終更新日:2020年10月12日
日本堆積学会 堆積学スクール2020-第1報-

堆積学スクール2020の第1報をお届けします.
第0報でもお知らせしました通り,今年度は石油地質学の基礎と地下地質データの解析を扱う堆積学スクール(オンライン)を企画しました.特に石油業界に興味のある学部生,大学院生の皆さんには,石油地質学の基礎と実際行われている地下地質データの解析手法の詳細を学ぶ絶好の機会です.スクールの概要は以下の通りです.

<タイトル>:「石油地質学の基礎と地下地質データの堆積学的解析」
<概要>:
今年度の堆積学スクールでは石油地質学の基礎と地下地質データの解析手法を扱います.石油地質を考える際に,堆積学や地層学は重要な役割を果たします.この堆積学スクールでは,堆積学を含む石油地質学に必要となる基本要素の説明から物理検層解析の基礎,堆積シーケンスの解釈といった内容について講義と演習を通して学ぶことができます.第1日目は講義を中心に行い,第2日目にはフリーソフトOpendTectを用いた震探相解釈の演習を主に行います.第1日目の講義のみの参加も可能ですので,ぜひ多くの皆さまにご参加いただければと思います.

<実施形態>:Zoomを使用したオンライン開催
<講師>:高野 修氏(JAPEX技研)・小松侑平氏(JOE)・戸田数馬氏(JAPEX)他
<日程>:2020年11月21日(土)午前10時開始?22日(日)16時終了予定
<参加費>:一般会員・学生会員 無料,非会員一般2,000円,非会員学生 1,000円
<定員>:1日目のみ参加:100名程度,2日間参加:15名
     (申し込みが多い場合には学生優先・会員優先とさせていただきます)
<受付開始・終了>:受付開始:この第1報の配信後から 受付終了: 11月13日(金)

<スケジュール(予定)>
第1日目:11月21日(土)
10:00 堆積学スクール開始
プログラム1:石油地質学の要素とスクールプログラムの説明
10:30 プログラム2:貯留岩の基礎
11:00 プログラム3:堆積システム・堆積相
12:00 昼休み
13:00 プログラム4:物理検層の基礎
14:00 プログラム5:FMI検層による堆積相解析の基礎
14:45 プログラム6:砕屑岩・炭酸塩岩シーケンスモデル:基礎モデルとバリエーション
15:45 プログラム7:震探・坑井データ上での堆積シーケンスの認定方法
16:30 プログラム8:三次元サイスミック地形学概論
17:15 終了

第2日目:11月22日(日)
9:00 講義演習開始
9:00 プログラム9: 根源岩の基礎:根源岩性状と熟成
10:00 プログラム10:震探解釈ソフトウエアの説明
プログラム11:ホライゾンピッキング
プログラム12:3D堆積体表示
12:00 昼食休憩     
13:00 プログラム13:3D堆積体表示
16:00 全体終了

<お申し込み方法>(締め切り:11月13日)
以下の参加申し込みフォームからご登録ください
参加申し込みフォームリンク
(登録後にGoogleフォームから自動送信の確認メールが届きます.なお,確認メールが迷惑メールに振り分けられる場合があることが報告されております.メールが届かない場合にはご確認ください.)
定員がいっぱいになり次第締め切らせていただきます.
第1日目のみ参加あるいは2日間参加を選択することができます.
参加費はオンラインでのカード決済とさせていただきます.お支払い方法につきましてはご登録後に該当される方にメールにてご連絡いたします.
第2日目の演習で使用するフリーソフトOpendTectは3次元表示などの関係上,以下のようなPCのスペックが必要となります.
 ・ CPU:64 bit
 ・ メモリ:8 GB以上(詳細:こちら
なお,OSはWindows (8.1以降), Mac (OS X 10.10以降), Linuxで使用可能です.第2日目に参加を希望される場合にはこちらのソフトの使用が必須となりますので,ご不明な点がある場合には事前にお問い合わせください.
希望者にはCPD受講証明書を発行します.申込の際,「その他」の欄にCPD証明希望とお書きください.


<問い合わせ先> ・堆積学スクール全般に関するお問い合わせ
山口直文(行事委員長):naofumi.yamaguchi.sciあっとvc.ibaraki.ac.jp
・演習で使用するフリーソフトOpendTectに関するお問い合わせ
小松侑平(講師):komatsuあっとjoe.co.jp
(「あっと」を@に変えてください)

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