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堆積学会メルマガ493号:
西太平洋堆積学会議開催報告



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日本堆積学会 メールマガジン ◆2013年6月18日(493号)
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西太平洋堆積学会議開催報告
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 台湾地質学会と日本堆積学会の共催による西太平洋堆積学会議 (Western Pacific Sedimentology Meeting) が2013年5月13日(月)~14日(火)に台湾桃園縣龍潭のAspire Resortにおいて開催されたので報告する.この会議は2008年に福岡で開催された第18回 国際堆積学会の際に議論された東アジアにおける堆積学の推進と交流を目的とした集 会の開催に対応した最初の研究集会である.会議全体のコーディネーターは台湾の国立 中央大学のAndrew Lin氏と信州大学の保柳康一氏が務めた.
 会議は台湾の地球科学の集会であるTaiwan Geoscience Assembly(台湾地球科学連合 学術研討会)の一つのセッションとして行われ,10カ国,133名の登録者の中で二日間に 渡って,4つのセッションで口頭発表42件,ポスター発表51件が行われた.また会議後 の5月15日(水)~18日(土)には台湾を一周する巡検が行われた.会議への日本からの登 録者は31名であり,このうち9名は巡検にも参加した.各セッションは,Keynote talk とInvited talkと一般講演から構成された.どの話もレベルが高く,活発な議論が交わ された.また,ほぼ缶詰めの状態で,食事も共にしたので,会議中全体を通じて,参加者の 交流が図られていた.会議終了後の巡検も多少不安定な天候に左右され,また,露頭での 活発な議論のために,毎日予定されていた見学地点がこなしきれないことはあったが, 参加者は台湾の地層を十二分に堪能できた.会議,巡検ともよく準備されており,参加者 は一様に会議/巡検とそこでの議論を楽しめた.
 会議二日目の昼食時に開かれたビジネスミーティングにおいて,この会議の今後につ いての議論がなされた.結果として,この会議を3年に1回開催することで合意した.した がって,次の会議は2016年の開催となる予定である.開催場所は,中国あるいは韓国のい ずれかで,どちらも困難な場合にはニュージーランドでの開催が検討されることになっ ている.この会議自体は,IASやSEPMからは独立したものとして開催されるが,両機関と は密接な関係を持っていくことも確認されている.この会議を継続するために「西太平 洋堆積学グループ(Western Pacific Sedimentology Group: WPSG)」をもつこととな り,次の会議までのSteering committeeは,各国の代表者1名と会議開催地からの2名で 構成することとなり,台湾(Andrew Lin氏及びJames Liu氏),韓国(Seung Soo Chun氏), 中国(Daidu Fan氏),ニュージーランド(Philip Barnes氏),日本(池原)の6名が指名され た.次の会議までのSteering committeeの議長は台湾のAndrew Lin氏となった.また,今 回の会議の結果は,Island Arcに特集号としてまとめることが提案されている.
 福岡での国際堆積学会議から多少の時間は経ってしまったが,東アジアからさらに広 げて西太平洋域での堆積学の会議を開催できた意義は大きい.特に,継続的な交流の場 をもてることは,この地域の地質/堆積/構造運動/海洋学など関連する研究領域も含め た研究の進展や相互理解,若手研究者間の交流に基づく新たな共同研究の作成なども期 待できる.福岡の国際堆積学会議から含めて,今回の会議の開催に尽力された方々,とり わけコーディネーターのAndrew Lin氏と保柳康一氏,並びにShih-Lin Tseng氏をはじめ とした会議事務局の方々に深くお礼申し上げたい.次回の会議の際には,日本からより 一層の方々,特に若手研究者の参加に期待する.

(国際交流委員会委員長 池原 研)



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