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堆積学会メルマガ第293号:
地球システム・地球進化ニューイヤースクールのご案内




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日本堆積学会 メールマガジン ◆2009年11月18日(293号)
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第8回地球システム・地球進化ニューイヤースクール(NYS)3rd Circular のご案内
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【NYSのコンセプト】
 NYSでは、地球(惑星)科学に魅力を感じ研究に取り組んでいる学生・院生・研究者が、集中的に広範な講義を受け、「地球(惑星)科学研究の今後のあり方」に意識共有を持てることを考えています。さらに、「スクールを通じ、参加者一人一人が意見・考えを伝えることができ、参加者間で意見・考えを共有することができ、そこから新たな考えを模索することができる」ことをコンセプトとします。また、参加者が普段会えない様々な世代・分野・立場の人々と交流することにより、視野を拡げ将来について考えたり、新たな研究を始めたりする「きっかけ」づくりの場を提供します。

*今回のNYS8からは、これまでのNYSの趣旨を発展させ、これまで解明されてきた知の共有という方向性から一歩踏み出し、「これから先の地球科学研究」をみることに重点を置いたスクールとします。講演者には、研究分野のレビュー(研究分野の地球科学全般における位置づけや現在の重要なトピックス)を踏まえ、各講演者の分野で今何が最も問題となっているのか(未知なのか)を話していただく予定です。講義終了後には講演内容に対する疑問点を参加者が主体となって議論する・考えるグループワークを企画し、参加者が今後の研究生活を進めていくにあたってのヒントになるような講義シリーズとしたいと考えています。さらに、スクールを通じて、参加者がそれぞれの立ち位置を確認してもらい、他の参加者や講演者とどの要素・考え方・アプローチが同じ、または違うかを身を持って意識してもらい、参加者各自の将来のビジョン確立を手助けすることを狙いにしています。

【第8回テーマ:「地球を旅する水の科学」】
 今回はこのテーマのもと、参加者一人一人がこれらの問題を主体的に考えることが出来るよう様々な分野を代表する第一線の研究者の方々による講演を企画しています。第8回のテーマに設定した「水」は、海洋や河川をはじめ、大気循環、熱水系、断層に伴う流体移動、マントルへもたらされる水、生物・植物生産への寄与など、地球科学において水に関係する重要な研究が多く存在します。また分野が異なれば「水」の捕らえ方も異なり、それぞれの分野(講師)が示す問題点も当然異なってくることが期待されます。それらを参加者全員で学ぶことを狙いとします。

【開催日時】 2010年1月9日(土)~1月10日(日)

【開催場所】 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)
       >会場案内

【主催】ニューイヤースクール(NYS)事務局

【後援(現時点での予定)】
 高知大学海洋コア総合研究センター、東京大学海洋研究所・海洋底科学部門、(独)海洋研究開発機構、(独)産業技術総合研究所・地質情報研究部門、日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC) (五十音順)

【対象】
 学部生・大学院生・ポスドクを主たる対象とするが、分野、年齢、立場を問わず(講義のレベルは博士1年~修士2年を想定)

【規模】130名程度

【参加費】
 一律 3500円(懇親会費込み)、オリンピックセンター宿泊者に割引企画あり(学生限定,後述を参照)

【受付開始】
 11月16日 12時~,参加登録はWeb上で行います
  >インターネットページ

【参加の変更・キャンセルについて】
 都合により参加登録内容の変更およびキャンセルをされる方は,以下の手順に従い,earth21-corem.aist.go.jpまで送付ください.

 メールのsubject(件名): 以下の例のとおりにご記入ください
 (例): お名前が「田所雄介」さんの場合
 Subject: 田所雄介・変更
 Subject: 田所雄介・キャンセル
 メール本文:
 (1) 変更の場合: メール本文に,お名前・所属・連絡先を明記の上,変更内容を記入して送付してください
 (2) キャンセルの場合: メール本文に,お名前・所属・連絡先を明記して送付してください.
 ※12/20までのキャンセル分については,キャンセル料は発生しません.

【プログラム(敬称略、タイトルは変更の可能性あり)】
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1/9(土)
10:00~ 受付開始
10:30~ 講演開始

【通常レクチャー】
 惑星の水:杉田 精司(東京大)「火星探査が明かす火星表層環境の初期進化」
 固体地球深部の水:鍵 裕之(東京大)「光と中性子で探る、地球深部物質中の水の正体」
 熱水と生命:浦辺 徹郎(東京大)「(仮)化学地質学・鉱床学・海底熱水活動・微生物圏地圏相互作用」

【Exレクチャー】
 須藤 斎(名古屋大)「子供向けの本を書く ~わかりやすく研究を伝える~」
 大木 聖子(東京大・地震研)「地球科学研究者のLiberal Arts」

15:50~ グループワークによる議論
18:00~20:00 懇親会

1/10(日)
09:00~ 講演開始

【通常レクチャー】
水と災害:後藤 和久(東北大)「沿岸巨礫群‐堆積学のラストフロンティアから挑む沿岸波浪災害‐」
現代の海洋・大気循環:小橋 史明(東京海洋大)「北太平洋の表層循環と大気海洋相互作用」
 過去の氷床・気候変動:川村 賢二(国立極地研究所)「(仮)氷床コア気体分析、古気候・古環境復元」

【Exレクチャー】
 萩谷 宏(東京都市大)「自然科学科の立ち上げ -いまこそ博物学の時代をつくろう」
 千葉 達朗(アジア航測(株))「赤色立体地図とは~一枚で立体的に見える地形表現法の発想~」
 泊 次郎(東京大)「科学記者から地球科学史研究へ」

15:10~ グループワークによる議論
17:10~ 閉会挨拶
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【レクチャーノートの配布】
 レクチャーノート(講演資料集)を当日配布します.レクチャーノートには以下のコンテンツが含まれます.

  * 各講演の要旨など
  * 地球科学に関わる人の様々な体験談
  * 理系を専攻する大学院生を取り巻く状況を,統計資料を基に解説「サイエンスとともに生きる」
  * IODP特集(乗船までの道のり,今後の掘削計画の解説)
  * J-DESCスクールの紹介

【遠方から参加される皆様へ(特に学生の皆様へ):宿泊情報】
 今回も前回と同様に、遠方からの参加者用にオリンピックセンター内の宿泊施設の部屋を準備しています(9日のみ、一泊:1500円、A~C棟を約50人分, 【こちら】 を参照)。宿泊を希望される方は、Web受付時に「オリンピックセンター宿泊」にチェックを入れてください。

 なお、宿泊者は宿泊棟利用ガイドを遵守いただきます。また、22時までに宿泊施設にチェックインしなくてはならない旨、ご了解下さい。支払いは参加費とは別に実費払いとなります。宿泊対応が可能となった方には、12月15日(予定)までに事務局からご連絡致します。それまでに連絡がない場合は、申し訳ありませんがご自身で宿泊の手配をお願い致します。近隣の宿泊施設として代々木ユースホステルがあります。つきましては、参加/宿泊を予定の方は、できるだけ早めの受付&宿泊申込みをお勧めします。

※今回は、遠方から参加される学部生・院生の皆様に対しては、当日スクール会場設営の補助などをしていただくことで、2000円/1人当たりの補助をいたします。Webでの受付時において、「宿泊希望」にチェックされた学生の皆様は、「バイト希望」にも必ずチェックをしてください。当日の具体的な補助作業内容につきましては、追って申込み対象者に連絡いたします.

【企画その1:名刺でネットワークの輪を広げよう】
 スクールに参加される皆様は、各自ご自分の名刺を100枚作って持ってきましょう.スクール中に参加者間で名刺を交換することにより、皆様それぞれのネットワークを広げることができます(名刺持参は強制ではありません,また名刺収納フォルダは別途ご準備ください)。名刺作成セットは、各大学生協などで購入することができ、お持ちのプリンタで容易に印刷できます(1000~2000円程度)。または,印刷業者に2000円前後でも注文できるようです.

【企画その2:懇親会にポスターをお持ちください】
 1月9日(土)のレクチャー終了後、代々木オリンピックセンター内で懇親会を行います(18時~)。この懇親会を講師の先生方や参加者とのコミュニケーションの場として活用してください(持参された名刺を有効にご使用ください)。懇親会場にはポスター展示のスペースを設けます。ぜひご自身の研究紹介ポスター(過去の学会発表用のもので構いません)をお持ちください。なお参加費には懇親会費が含まれていますが、懇親会に不参加でも返金は致しませんのでどうぞご了承ください。

【最後に:事務局からのお願い】
 ご自分の所属する研究室や周囲の学生、ポスドク、教員の方々にも8th NYS開催のことをお知らせいただければ幸いです。
 ご質問・お問い合わせは、 earth21-corem.aist.go.jp までお願いします。Subject:あなたのお名前・ご質問とし、電子メールでお問い合わせください。電話などでの質問は受け付けられませんので,ご注意ください。

多くの皆様のご参加を事務局一同お待ちしています。
 
NYS8 代表 大坪 誠


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# 不達メールアドレスは随時配信リストより削除します.

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 日本堆積学会 事務局
  〒582-8582 大阪府柏原市旭ヶ丘4-698-1
大阪教育大学地質学研究室
   メールアドレス: 
   ホームページURL:http://sediment.jp/

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