堆積学研究会 2002年春の研究集会 プログラム(訂正版)

 

<日 時> 2002年4月26日(金)午後〜29日(月)

 26日(金)午後:一般講演,特別講演,ISC2006準備会

 27日(土)午前: ポスター紹介,一般講演,午後:一般講演,総会,懇親会

 28日(日)〜29日(月)野外見学会:「一戸堆積盆の形成発達史」

 

4月26日(金)13:00〜17:00

 

<一般講演> 13:00-16:15

1)13:00-13:15   那珂川,渡里蛇行州の堆積物

                     牧野泰彦・根本 智(茨城大学・教育・地学)

2)13:15-13:30   諏訪湖の堆積作用

                     公文富士夫(信州大学・理・物質循環)

3)13:30-13:50   信州木崎湖における陸原有機物の保存過程と気候変動の関連

                     伊藤 武範(信州大学・理・地質科学)・大村亜希子(信州大学・院)・保柳康一(信州大学・理・地質科学)・公文富士夫(信州大学・理・物質循環)

4)13:50-14:10   北海道東部網走沖の陸棚における現世堆積作用

                     野田 篤,片山 肇,池原 研(産総研・海洋資源環境)

5)14:10-14:30   北大西洋ドリフト堆積物の粒度変化から推定した後期更新統 (酸素同位体ステージ 8-10) における西岸境界流の変動

                     横川美和(大阪工業大学・情報科学)・Sven-O.Franz

6)14:30-14:45   ニューギニア海溝およびその周辺の海底地形と堆積システム

                     七山 太(産総研・活断層)・SOS-4乗船研究チーム

7)14:45-15:05   鳴り砂と粒子間摩擦   宮田雄一郎・高下 昌也(山口大学・理・地球科学)

 

(休憩 15:05-15:15)

 

8)15:15-15:35   堆積物重力流からの沈降・堆積作用による粒子分配:古琵琶湖層群の級化砂層

                     田村 亮(京都大学・院・地鉱)

9)15:35-15:55   個別要素法による粒子流内での逆級化形成過程に対する数値解析

                     高川智博(京都大学・院・地鉱)・後藤仁志(京都大学・院・工学)・増田富士雄(京都大学・院・地鉱)

10)15:55-16:15 バルハン砂丘と振動流実験で形成されるバルハン型リップル:移動速度を決定するパラメータ

                     遠藤区孝・久保秀仁・砂村継夫(大阪大学・院・宇宙地球科学)

 

<特別講演> 16:15〜17:00

北部北上山地両縁(西縁,東縁)における第三系堆積盆発達史  八木下晃司(岩手大学・教育)

 

<第5回ISC2006準備委員会> 18:00〜 岩手大学教育学部2号館

 

 

4月27日(土)<ポスター紹介:ショート・トーク1)〜16)> 9:00-9:50 (一件3分以内)

 

<一般講演 午前の部> 9:50-11:20

11)9:50-10:10   Beachface 堆積物中の礫層形成に関する一実験

                     森佐智子・関口智寛・砂村継夫(大阪大学・院・宇宙地球科学)

12)10:10-10:30 波浪条件の激変による特異なリップルマークの出現:二次元造波水路実験

                     関口智寛・砂村継夫(大阪大学・院・宇宙地球科学)

13)10:30-10:45 ソールマークに記録されたストーム砂層の運搬様式

                     堀川恵司(千葉大学・院・自然科学)・松本壮史・名雪簡子(千葉大学・理・地球科学)

14)10:45-11:05 南部ベトナムドンナイ川流域,中部更新統の潮汐卓越型エスチュアリーシステム〜潮汐卓越型デルタシステム

                     北沢俊幸(信州大学・理・物質循環)

15)11:05-11:25  下北半島中央低地帯の第四紀地殻変動

                     桑原拓一郎(都立大学・院・地理)

16)11:25-11:40 下部白亜系宮古層群の堆積相とシーケンス層序

                           望月浩司(茨城大学・院・地球生命環境)・安藤寿男(茨城大学・理・地球生命環境)

17)11:40-11:55  背弧堆積盆地における粒状有機物の堆積モデルとそのシーケンス層序学への応用−その1

大村亜希子(信州大学・院)・保柳 康一・(信州大学・理・地質科学)

18)11:55-12:10 深海粗粒堆積系の発達は海水準変動サイクルのどの時期か

                     武藤鉄司(長崎大学・環境)

 

 

<ポスター発表 コアタイム1)〜8)> 12:10-12:40

 

 

昼休み (12:40-13:30)

13:00 ポスター張り替え(撤去:1)〜8);掲示:9)〜16))

 

 

<ポスター発表 コアタイム9)〜16)> 13:30-14:00

 

 

<一般講演 午後の部> 14:00-16:20

19)14:00-14:20  青森県下北半島の更新統田名部層にみられるファンデルタ堆積相

                     鎌田耕太郎・石田磨妃(弘前大学・教育・地学)

20)14:20-14:35 堆積物の分布形態解析における4つの方法論:定性モデリング・数値モデリング・実データ分布解析・統合的解析(概説)

                     高野 修(石油資源開発・技研)

21)14:35-14:50  イベント堆積物を用いた津波災害予測研究—千島海溝沿岸域の研究例—

                     七山 太(産総研・活断層)・千島海溝沿岸津波災害研究チーム

22)14:50-15:05 高等植物バイオマーカーの炭素同位体比変動からみた新生代の陸上環境と植生の変遷

                     鈴木徳行・吉田拓也・亀井良哉(北海道大学・院・地球惑星科学)

23)15:05-15:25 陸域炭酸塩鍾乳石を用いての環境変動解析の可能性

                     松田博貴・三重野公美・洲脇美智子・橋本直明・進野 勇・浦田健作・ 吉村和久(熊本大学・理・地球科学)

24)15:25-15:45  冷水性炭酸塩堆積物を含む新生代中頓別層の形成過程−北海道天然記念物中頓別鍾乳洞とその周辺地域の地質から−

                     高清水康博(道立地質研)

25)15:45-16:05  オホーツク海網走−知床沖にみられるポックマーク状地形と表層堆積物中のガス

                     池原 研(産総研・海洋資源環境)

26)16:05-16:20 ガスハイドレートと炭酸塩岩

                     松本 良・戸丸 仁・武内利香・陳 毅風(東京大学・院・地球惑星科学)・町山栄章(海洋科学技術センター)

 

休憩 (16:20-16:30)

 

 

<総 会> 16:30-17:30

 

 

<運営委員会> 17:30-18:00(総会終了次第開始)

 

<懇親会> 18:00-20:00

 

ポスター発表

1)〜8)       26日(金)13:00〜17:00,27日(土)9:00-13:00

9)〜16)      27日(土)13:00-19:30

4月27日(土)9:00-9:50に発表の紹介を行います(紹介の時間は1件3分)

26日(金)13:00〜17:00,27日(土)9:00-13:00

1)異なる手法による海底堆積物試料のイメージングの比較

池原 研(産総研・海洋資源環境)・成田尚史(北大・院・地球環境)

2)オホーツク海沿岸網走沖海底谷の音波探査記録

辻野 匠,荒井晃作,倉本真一,村上文敏(産総研・海洋資源環境)

3)海底堆積物コアの無機・有機炭素変動によるオホーツク海南部の古環境復元

小森 次郎・福澤 仁(都立大学・院・地理)・池原 研・片山 肇・野田 篤・卯月 正人(産総研・海洋資源環境)

4)絞り込み法”による第四紀の地殻垂直変動の復元

白井正明(電中研・地圏環境)

5)円礫と角礫が混じった層相の意味するもの

植木岳雪(都立大学・院・地理)

6)中国に分布するレス−古土壌堆積物の形成プロセスと古環境復元への応用

山田 和芳(都立大学・院・地理)

7)海草藻場における堆積過程を規制する要因

藤田慶太・井龍康文・山田 努・浅海竜司(東北大学・院・地圏進化)

8)仙台平野完新統の内側陸棚—外浜堆積物

田村 亮・増田富士雄・酒井哲弥(京都大学・院・地鉱)

 

27日(土)13:00-19:30(懇親会終了前まで)

 

9)鮮新—下部更新統,伊那層群の層序・層相・堆積年代

菅沼悠介(都立大学・院・地理)

10)潮汐卓越型デルタにおけるタイダルサンドバーの定着・埋没過程(南部ベトナムドンナイ川流域中部更新統について)

北沢俊幸(信州大学・理・物質循環)

11)宮城県富谷丘陵における中部〜上部中新統の海流堆積相 

吉田真見子(新潟大学・理・地質科学)

12)Foredeep basin を埋積する礫質タービダイトの堆積システムと埋積形態−北海道中央部に分布する中新統川端層の例−

川上源太郎(北海道大学・院・地球惑星科学)

13)石川県白峰地域に分布する手取層群の堆積環境の変遷

岡崎浩子・伊左治鎭司・斎木健一(千葉県中央博)

14)背弧堆積盆地における粒状有機物の堆積モデルとそのシーケンス層序学への応用−その2

大村亜希子(信州大学・院)・保柳 康一・(信州大学・理・地質科学)

15)32億年前の熱水起源堆積岩の岩相記載—西オーストラリア・ピルバラ・デキソンアイランド層の場合—

伊藤 孝(茨城大学・教育・地学)・前橋千里(茨城大学・教育・地学)・清川昌一(九州大学・理・地球惑星科学)

16)大型水槽を用いた河川堆積物の形成実験:ミネソタ大学実験層序学 (Experimental Stratigraphy) 研究コンソーシアムの紹介(その2)

高野 修(石油公団TRC)・Chris Paola・Gary Parker(ミネソタ大学)

 

<野外見学会> 4月28日(日)〜29日(月)

「一戸堆積盆の形成発達史」 案内者:八木下晃司ほか

 

※開催責任者・行事委員会からのお願い

 今回は大学以外の会場で行うため,ポスター掲示はスペースの関係で2回に分けることになりましたのでご協力下さい.また,運営の都合上多少の変更がありうることをあらかじめご承知おき下さい.

※液晶プロジェクター使用希望の皆さんへ

 Panasonic TH-L592Jを用意しました.操作等については発表者の責任で行ってください.あらかじめ,休憩時間等に操作方法をご確認下さい.プロジェクターの持ち込みも可能です.

※ポスター発表者の皆さんへ

 ポスター番号1) 〜8) と9) 〜16) の2回に分けて行うため,掲示時間とコアタイムがそれぞれ異なります.ポスター紹介(ショートトーク)は4月27日(土)9:00-9:50に一度に行います.一般講演会場にて1件3分以内の持ち時間で口頭発表を行ってください.

 

<会 場> サンセール盛岡(岩手県公立学校共済会館)

     盛岡市志家町1-10 電話: 019-651-3322 盛岡市バスセンター徒歩5分

 

JR盛岡駅前バス乗り場6番付近から,バスセンター行きまたはバスセンター経由の市内バスに乗り,バスセンターで下車(15分),そこから徒歩3分.

※堆積研のホームページに地図掲載

 

<<そのほかのお知らせ>>

 

<集会参加費>一般 3000円,学生・院生 2000円(講演要旨集代込み)

<懇親会費> 4000円

 

※ 総会に出席できない方は是非議事の委任状を事務局までお送り下さい.

 

<総会委任状 送付先>(堆積研事務局)

 4月27日に2002年度堆積研総会が行われます.出席できない方は,下記事務局まで,委任する旨を明示した委任状をお送り下さい.

  安藤 寿男 (事務局 庶務委員長)

    〒310-8512 水戸市文京2-1-1,茨城大学理学部地球生命環境科学科

    E-mail:taisekiken@geogate.sci.ibaraki.ac.jp

    Tel.029-228-8391, Fax.029-228-8405


---------------- <堆 積 学 研 究 会 総 会 委 任 状> ---------------

 

 送付先:安藤 寿男  〒310-8512 水戸市文京2-1-1

        茨城大学理学部地球生命環境科学科

     E-mail:taisekiken@geogate.sci.ibaraki.ac.jp

     Tel.029-228-8391, Fax.029-228-8405

 

 

 2002年4月27日に開催される堆積学研究会2002年度総会に出席できませんので,

   総会の議決権を            君に,一任します.

                      議長に一任します.

                    (どちらかにお願いします.)

 

               氏名              印

 

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